フレッヒェン・グレーフラートでのRECOSiC® 製造拠点の建設によって、ESK-SIC有限会社は持続可能な循環型産業への道標を明確に示すこととなります。投資総額は1億500万 ユーロ(約189億円)で、そのうちの9100万ユーロ(約164億円)が新工場建設費用となります。2027年末の完成を見込んでいます。
ノルトライン・ヴェストファーレン州と欧州連合による3,000万ユーロの助成金
当社の新たなRECOSiC®生産施設の建設は、ノルトライン・ヴェストファーレン州および 欧州連合からの3,000 万ユーロの助成金によって支援されています。この資金は、戦略的技術の確立と拡大を支援するための欧州地域開発基金(EFRE)および公正な移行基金(Just Transition Fund/JTF)から提供されたものです。
持続可能なSIC生産への変革と循環型経済の強化
これまで、炭化ケイ素(SiC)の製造は、主にエネルギー集約型のアチソン法によって 行われてきました。この方法は、CO₂排出量が多く、一次原料に依存しています。 またSiCの材料固有の特性を維持することのできる工業的なリサイクル方法は、 これまで存在していません。同時に、原料の供給は中国からの輸入(世界市場の約80%)に大きく依存しています
主な目標:
- アチソン法によって生じる CO₂ 排出量を最大 80% 削減
- リサイクルによる資源の節約
- 特許取得の RECOSiC® プロセスを用いた革新的な生産施設の建設
- ノルトライン・ヴェストファーレン州における専門人材とイノベーション能力の確保
- 輸入依存度の低減
期待される成果:
- フレッヒェン・グレーフラートに排出量の少ない生産施設を建設
- SiC の産業用リサイクルプロセスの導入
- 大幅な CO₂ 削減
- 欧州における循環型経済と原材料供給の強化
- 新規雇用の創出と地域の競争力の確保

